みなさん、こんにちは。
2024年度の新しい人形劇は「さんまいのおふだ」です。
山に迷い込んだ小坊主さん、山姥に追いかけられて、無事に和尚様のところまで帰れるでしょうか?
おそらく日本で一番、人形劇になっている昔話ですが、三省堂の「日本昔話百選」をひも解くと「秋田県仙北郡」に伝わるお話とありました。そこで、今村義孝・泰子先生が編まれた「秋田むがしこ」を調べると仙北郡南外村(今の大仙市南外)の堀井徳五郎さんが語る「小僧と鬼婆」が載っています。堀井さんは以前にクスクスでも人形劇にした「ちょうふく山のやまんば」も語られていました。注釈には秋田県湯沢市、能代市、秋田市にも似たお話が伝わっているとあります。
この有名な昔話は秋田のお話?
これはこれは、私たちが劇にしないわけにはまいりません。
「怖そう…」というご心配もあろうかと思いますが、クスクスらしいテンポのある展開とアッと驚く仕掛けが山盛りの大爆笑人形劇になる!予定です。
もう一つの人形劇は「おはなしシアター とんでいったぼうし」です。
パネルシアター、ペープサート、紙芝居がいっしょになった、客席の子どもとやり取りをしながら進める形式のお話です。迷路あり、だまし絵あり、なぞなぞあり。子どもたちが楽しみながら参加できます。いっぱい応援してね。
上演開始は、6月末を予定しています。
それまでは「がー!びー!ブーたん」と「さるかに合戦」にて承ります。よろしくご検討ください。
2024年度も人形劇団クスクスをご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。